お墓を持たないという選択

近年、墓じまいという言葉を聞くことが多くなりました。

家族揃っての盆暮れなどの墓参りも徐々に減少している昨今、

少家族化など家庭環境の変化も大きな要因と思われます。

また遠方の地に、先祖代々の墓がある場合、自身が高齢化していくとともに足が遠のいてしまいます。

仏間や和室の減少

近年の住宅建築には、床の間、客間など和室を持たない住宅が増え、

マンションの多くは、そのようになっています。

そこに仏壇や仏具もなければ、手を合わせる習慣もなくなります。

それは同時に日本の伝統や文化が失われつつ状況にあるということです。

何時でも何処でも手は合わせられる

様々な事情でお墓やご仏壇を用意できないときに

変わり得るものがあれば・・・

もし身近に置くことで、ご先祖を供養できるのであれば

心の拠り所が出来るのではないでしょうか。